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美しい自然・寺社・文化財の町 加茂

金蔵院TEMPLES & SHRINES

本寺の創建に関する資料は乏しく、それを確定することは困難であるが、寺伝では本尊十一面観音の由緒と共に次のような話が伝わっている。

浄瑠璃寺の意教上人が深く十一面観世音を信仰され、後一条天皇(1016〜1036)により、唐から請来された金銅十一面観音七体のうち一体を賜り、東小田原の観音院に祀り、長元8年(1035)尻枝村の現在地に移し開創された。これが金蔵院であるとされている。
中世の記録はほとんど失われ、安置されている本尊銅造観世音菩薩(白鳳期若しくは渡来仏の作風)、阿弥陀如来像、大日如来像、地蔵菩薩立像などの古い作風から寺の来歴を推し量るしかないが、江戸期以降については、元禄期からの記録を散見することができ、当初から浄瑠璃寺の末寺として栄枯を共にし、明治13年4月には尻枝村内の弘念寺、西光寺を、更に東小の釈迦寺、大門の阿弥陀寺を併合して現在の檀家の形態が始まっている。
境内の建物は、老朽のため、昭和62年に庫裏、平成5年に本堂が建て替えられ、現在の寺観となったものである。

主な寺宝  本尊十一面観世音菩薩立像  銅造(秘仏) 白鳳時代 地蔵菩薩立像  寄木 漆箔  鎌倉時代 阿弥陀如来坐像 寄木 漆箔 江戸時代 釈迦涅槃図 紙本 江戸時代 元文3年(1738) 梵字六字名号 板碑  石碑 室町後期 大永6年(1526) 十三重塔  石造

名称  念彼山 金蔵院 (真言律宗 浄瑠璃寺末)
年代 創建 不詳、 現本堂(平成5年)
銘文抄
所在地 加茂町尻枝浅生91
アクセス 辻バス停より徒歩約500m 尻枝公民館横西折