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美しい自然・寺社・文化財の町 加茂

河原恵美寿神社TEMPLES & SHRINES

 

・社殿は権現造りの様式をとり入れ、高床式社殿で海の神様の雰囲気がある。元弘元年、後醍醐天皇が笠置山に籠もった時、楠正成の呼びかけで四国徳島から加勢した松浦一党がその後、瓶原に止まり河原の辺りに住居を構えたといわれ、恵美須神社は一党が氏神様として祀ったのが始まりとも言われている。
・創建の頃はあまり心配はなかったようであるが、徳川時代に入ると度々浸水するようになり、享保21年(1736年)に、村人達延千人の努力で御社地を約1.8m築揚げる大仕事をし、再建された。何回も遷宮しているが、天保2年(1831)8月29日に遷宮したものが現在の社殿と考えられる。
・神社の建物の一つに能舞台がある。昔は目出度いときや、雨乞い、その他の祈願などにもよく能が上納されたようである。
・ふだんは訪れる人もほとんどなくひっそりしているが、1月10日の「十日えびす」は今も賑やかに行われている。9月15日は「宮ごもり」といって、氏子の全戸が夜神社に詣で拝殿で神酒を頂く習わしがある。
・昔は6月23日の神祭には同社の祭神大野の母社に会い給うと称し、神興を舟に乗せ今の大野社の辺りの対岸(エビス岩)に至る「舟みこし」の御渡りが行われていたが、明治30年代よりなくなり、小型の舟(長さ約一間半)とみこしが保存されている。
参照:(京都府相楽郡誌)(黒田家文書)

名称  河原恵美須神社
年代 鎌倉時代(1244年) 天保2年(1831)6月13日再建
所在地 木津川市加茂町河原
アクセス 恭仁大橋を渡り左折し、西方へ約25分。