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美しい自然・寺社・文化財の町 加茂

海住山寺TEMPLES & SHRINES

 

瓶原の背後の山の中腹にあります。
山麓から寺まで1kmの山道はやや上りがきつい坂道ですが、
眼下に瓶原一帯を一望できる景観はすばらしいものです。


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本堂  明治17年(1884)の再建
外観は桁行五間、梁間4間、入母屋作り、本瓦葺、正面に 一間の向拝を付し、側廻りは浅唐戸、縁は擬宝珠高欄をめぐらした復古的な大堂である。鎌倉時代に解脱房貞慶がこの寺を中興した際名付けたもの、元は天平7年(735)、聖武天皇の勅願によって、東大寺の良弁僧正が開基したと言われます。
本尊十一面観音立像  本堂の厨子内に安置されている。高さ約1.7m、右手垂れ左手に宝瓶を持つ一木彫成の素木造りで、大らかな風貌の中に威厳をたたえ、その背面の板光背には彩色のあとが僅かにみられる
文殊堂 木造文殊菩薩坐像、阿弥陀如来坐像を安置する。建物は正面柱間が三間、側面が二間、屋根が一重寄棟造り、銅板葺とし、正面中央は板唐戸、両脇間は連子窓とし、側面は両側とも柱間は壁となっている。斗きょう は三とを組み、斗きょう間には宇治上神社のそれを思わせる美しい蟇股を用いている。内部はぬぐい板敷、天井は化粧屋根裏、構架(梁組)は紅梁と板蟇股とするなど、よく鎌倉時代の建築様式をとどめている。
石船  長さ2m余り(211cm)、高さ70cm、幅1、1m程の花崗岩製の水槽である。寺僧が冷水浴に使ったものと言われ上縁に正嘉二年(1258)の紀年銘が刻まれている。
五重塔
(国宝)
 鎌倉時代再興当時の面影をとどめる現存唯一の古建築で、建保二年(1214)に完成し後鳥羽上皇より賜った舎利二粒に五粒を加えて塔内に安置したと伝えられる。外観は方三間、本瓦葺、高さ17.7m、廻り縁付き、各面中央の間は板唐戸、両脇は連子窓とし、各層の軒反りもゆるやかである。内部は四天柱によって内外陣に分ち内陣には四天王立像を安置し、その周囲を天部および比丘形四体を描いた扉絵八面によって荘厳化されている。中心柱が初層の天井の上にあって、礎石の上に立っていないのは、五重塔としては初めてのものと言われる。この塔は慈心上人が解脱上人の一周忌供養のために建立したものと言われる。